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災害と衛生と洗濯
こんにちは!
シミ抜きドクター 志村 優です。
先週末の台風19号、甚大な被害をいろいろなところに残していきましたね。
私の住んでいるところや、周辺では大きな被害は無いようでしたが、
知人が営んでいる山荘で土砂崩れがあり、すんでのところまで土砂が流れてきたりしたと聞きました。
今回何もなかったのはたまたまだと思ってこれからも準備をしていかなきゃなと改めて思いました。
さて、こんな緊急時なので「食料」や急に寒くなってきたので「暖を取る」
「寝床を確保する」ということが優先されると思いますが、
復旧作業していると汗をかいてきて、どうしても「洗濯」することが必要になってきます。
汚れ落ちの3要素と呼ばれるものがあります。
水(溶媒)
界面活性剤
力
この3つの要素が、汚れを落とすためには不可欠です。
逆に言えば、「水」が手に入らなければ、洗濯の効果というのは著しく低下します。
なので、水をそこそこ使えるようになるまで洗濯はあきらめていただくのが良いかと思います。
飲料や手洗いやうがいのために水を優先使用しましょう。
もし、それでもまだ余るぐらいの水が手に入るようになってきたら洗濯へ!
でも、その時に「下水」は使えるようになっていますか?
もし使えないようなら、「排水」をどこにするか?考えてから洗濯しましょう!
※そんな余裕ないよ!というのが、実際の状況だと思いますが、もし余裕があれば考えてください。
で、洗濯する際に、もし汚れがそれほどないな。という時は、緊急事態で物資を節約するために「洗剤なし」で手洗いしてみましょう。
汗汚れぐらいであれば、それなりにきれいになります。
もし、洗剤を使いたい!でも、下水はまだ使えない!という時は、できるだけ「合成洗剤」ではなく「石鹸」を使用していただくのが良いかと思います。
せっけんのほうが自然にやさしいので。
泥汚れなどは、いきなり水につけるよりも先に乾かして、適度に手で叩き落としてから洗うと水の節約になりますよ。
一度にたくさんは洗えないと思うので、洗う順序は「きれいなものから汚いもの」の順で洗い・すすぎをしましょう。
そのほうが、水を節約できます。
清潔な身なりは、病気なども発生を予防します。
けど、電気がなくても洗濯は「桶」と「手」と「水」があれば最低限の機能は果たせます。
はしょっているところがあるので、うまく伝わらないと申し訳ないのですが、
少しでもお役に立てたら幸いです。
被害からの一日も早い復興を願っていまし、会社としてもできることを実行していきたいと思います。