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ドライクリーニングの豆知識⑥-3ドライ溶剤と水って何が違うの?【引火性編】
皆さんこんにちは。
シミ抜きドクター 志村 優です。
ドライクリーニングの豆知識をご紹介させていただいていますが、今回はクリーニングそのものにはあまり関係ない性質についてご紹介します。
それは、ドライクリーニング溶剤(の中の石油系溶剤)が持つ性質「引火性」の問題です。
石油系溶剤とは文字通り「石油」を精製してつくられる溶剤なので、石油に似た性質を持ちます。そのため、条件がそろうと燃えます。
そのため、私たちクリーニング所は火災予防のために様々な手段を講じています。
ただ、それでも残念ながら年に1~2件、全国のクリーニング所にて火災が発生することがあります。
火災が発生すると、お客様のお洋服が被害を受けるのはもちろんのこと、我々自身やスタッフの身の安全が脅かされます。
火災発生の可能性につながるようなライターなどは、ポケットから必ず出してクリーニングしていただくようお願いします。
また、その他いろいろなものがお客様のポケットに入っていることがございます。必ずご自宅でご確認の上お持ちくださるようお願いします。
ご理解のほど、よろしくお願いします。