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毛布は毎シーズン洗ってますか?プロに任せていますか?

皆さんこんにちは!

シミ抜きドクター 志村 優です。

 

今年は空梅雨でしたが、やっと雨が降り出してきて農家さんも一安心されている頃ではないかなぁと思います。

普段生活している分には、雨が降っていると洗濯物が乾かないので雨より晴れの方が好まれると思いますが、

こんなにも晴れが続くと心配になりますよね。

 

さて、そんな天気が続いてきて我が家ではそろそろ寝具の洗い仕舞いをしています。

所で皆さん、冬の間に大活躍した毛布、布団類、ちゃんと洗ってしまっていますか?

人はねている間にコップ一杯分の汗をかいていると言われています。

また、1日6~8時間も肌と接触していますから皮脂などの汚れもついてしまっています。

これらの汚れ成分が、ダニなどの害虫にとっての栄養となって繁殖を促したりカビのもとになったりします。

ですから、毛布は夏前には必ず洗いましょう!我が家は、冬の間も1,2回ほど丸洗いしています!

 

ただ、この洗い方にも注意が必要です。

 

薄手のタオルケットなどならご家庭でも洗濯できますが、少し厚手のアクリル毛布などはぜひご家庭での洗濯で満足せずに私たちプロにお任せいただきたいと思います。

私たちプロと家庭洗濯の違いはこちらです!

1、洗濯機の機械力が違う!

2、温水で洗っている!

3、洗剤の抗菌力が違う!

4、温風で乾燥するので害虫退治ができる!

5、洗濯に使う水(お湯)の量が格段に違う!

 

それぞれを説明させていただきます。

1、洗濯機の機械力が違う!

まずは使っている機械の大きさが違います。家庭用のドラム洗濯機のドラムは直径が50cm~60cmに対して、プロ用は70cmあります。

さらに、サイズの大きな洗濯機になると直径は90cmを超えます!ドラムが大きい分だけ、たたき洗い効果が強くなり、汚れ落ちがよくなります。

※それだけ大きいと繊維が傷むんじゃない?という声もあると思いますが、実は繊維はたたきよりもスレ・モミなどの摩擦に弱いのです。

Yシャツのエリや袖口が破れてしまった経験ありませんか?あれは、その部分がとがって鋭利なところに皮膚と摩擦が起きて生地が弱ったからです。

 

2、温水で洗っている!

家庭洗濯の場合、一般的には常温の水で洗われると思います。

常温の水は季節によって水温が変わりますが、6月でも21.6℃(東京都水道局調べ)です。

台所で、油のついたフライパンを洗うのに、洗剤を付けても水だとなかなか油汚れが落ちず、お湯を使うことありませんか?

長く使って汚れがたまった毛布を洗うのに、水だけで汚れが浮き出るでしょうか?

私たちプロは40℃のお湯で洗い、30℃のぬるま湯ですすぎ、常温の水で最終すすぎを行うということを徹底しています。

 

3、洗剤の抗菌力が違う!

あまり知られていませんが、洗剤のパワーは「溶けて初めて効果が出る」のです。

粉洗剤だと、溶けるのに少々時間がかかります。特に、毛布などを洗うと洗剤が解け残ってこびりついてきたという経験をお持ちの方もいるかと思います。

けれど、私たちは機械力や工夫などでかなり早い時間で洗剤を溶かし洗い始めます。なので、洗剤の力が100%発揮させるようになっています。

 

4、洗濯に使う水(お湯)の量が格段に違う!

家庭洗濯だと節水型が多く、カタログ値ですが10kgの洗濯でドラム式なら洗濯からすすぎまでに70ℓ前後の水量で済むタイプが多くあります。

では私たちはどのくらいの水量を使用しているかというと、約3倍の200ℓの水量を使用しています。

これを「洗い:すすぎ1:すすぎ2」=「2:5:5」で水が使用されていると仮定すると

家庭洗濯 80ℓの内訳「11.6ℓ:29ℓ:29ℓ」

プロ仕様 200ℓの内訳「33ℓ:83ℓ:83ℓ」となり、

すすぎだけでも家庭用洗濯1回分以上の水(お湯)を使用しています。

 

汚れは水の中に溶け出て初めてきれいになります。

その水は多ければ多いほどきれいになりやすいものです。この水の量が断然違います。

 

5、温風で乾燥するので害虫退治ができる!

きれいに洗いあがった後は乾燥機にかけます。

60~80℃の温風乾燥でしっかり乾かすことで、害虫を死滅させます。

さらに、ドラム式乾燥機のたたき効果で繊維を柔らかく仕上げるとともに、繊維に絡みついていた害虫の死骸などをたたき落とします。

 

6、電圧が違う!

こういったパワーの違いは実は「電圧の違い」なんです!

家庭用洗濯機は100Vが一般的ですが、私たちプロは200Vの機械を使います。

この違いは家庭とプロの決定的な違いを生み出します。

 

このような違いがプロと家庭洗濯の違いとしてあります。

家庭洗濯も普段使いには問題ありませんが、毛布などの普段は洗わなかった寝具などはぜひクリーニングをご利用ください。

 

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