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新サービス開発は簡単じゃなかった(´・ω・`)
皆さんこんにちは!
シミ抜きドクター 志村 優です。
弊社では、現在4店舗のコインランドリーを営業しております。
お客様に益々ご利用いただきたくどうしたらもっとコインランドリーを便利に
身近に利用いただけるだろうと日夜考えております。
そんな中、仕入れ業者様から「新しい商品が開発されたので試してみませんか?」とご案内をいただきました。
それがこちらです。
何だこりゃ?と思いますよね。これはこうやって使います。
このようにネットに綿布団をセットし、マジックテープでとめていきます。
写真は布団を二つ折りにしていますが、イメージはふとんを巻き込むためのネットです。
これは、何のためにあるのかというと、実はコインランドリーで綿布団を洗うためのものです。
コインランドリーでは、綿やアクリル素材の毛布や敷パット、羽毛布団を洗うことができます。
※羽毛布団は乾燥不十分がカビの原因になります。1時間以上のタンブラー乾燥をお勧めします。
しかし、綿布団はその構造上、普通に洗うと綿がよってしまい、ぼこぼこになると言われています。
なので、コインランドリーでは洗えない!と言われてきました。
しかし、このネットを使用して洗うとなんと型崩れしない!という事でしたので、
勧められるがままに購入しました…。試してみませんか?と言ってきたからサンプルを貸してくれるとばかり思っていたのですが、そうではなかった…。
早速、コインランドリーの洗濯乾燥機に入れます。
洗濯乾燥+防臭加工コースを選択!洗濯30分、乾燥30分合計60分を実施した後、
追加で布団の裏表を入れ替えて60分乾燥しました。
仕上りがこちらです!
うーん、写真だと伝わらないですよね。まぁまぁじゃないの?というように見えると思いますが、
私の感想は「こりゃだめだ」という仕上りです。
綿が固まってしまってぼこぼこして寝心地が悪くなりそうです。
この布団は、ふとんの白根というふとんの老舗の社長にお願いしてお借りしたものです。
仕上がり具合を社長に見ていただきましたが、私以上に素晴らしい観察眼で以下のようにまとめていただきました。
・布団の新居ムラ、乾燥ムラが色々な形で出ている。
・まいた外側はきれいになるが、内側、特に織り込んだ内側がきれいになりにくい。
・布団でどこが汚れやすいかと言えば、人が常に寝ているセンター。そこがこの方法だと折れ曲がってしまっていて汚れが取れにくい。感想ムラでふんわりしにくい。
まだたくさんあったのですが、代表的なことは以上のような評価でした。
クリーニング志村という看板をしょっている以上、お客様に安心してご利用いただける品質は絶対条件です。
なので、今回の試験で、今後の展開はしばらく見送りということになりました。
新しいことを始めるって難しいですね。